不妊治療の費用
不妊治療にかかる検査費用や手術の費用をご案内いたします。
保険診療の費用
保険適用の範囲 令和6年6月以降
※点数表記となります。
一般不妊治療
– タイミング法
一般不妊治療管理料
・250点(3ヶ月に1回)
– 人工授精
人工授精
・1,820点
生殖補助医療
生殖補助医療管理料(月に1回)
・300点(相談対応の専任者を配置)
・250点(上記以外)
– 採卵
抗ミュラー管ホルモン(AMH)
・597点(6ヶ月に1回)
採卵術
・3,200点+2,400〜7,200点(採卵数に応じて加算)
– 採精
Y染色体微小欠失検査
・3,770点(患者につき1回)
精巣内精子採取術
・12,400点(単純なもの)
・24,600点(顕微鏡を用いたもの)
– 体外受精・顕微授精
体外受精・顕微授精管理料
・体外受精:3,200点
・顕微授精:3,800〜11,800点(個数に応じて評価)
+新鮮精子加算:1,000点
+採取精子調整加算:5,000点
+卵子調整加算:1,000点
– 受精卵・胚培養
受精卵・胚培養管理料
・4,500〜10,500点(個数に応じて)
+胚盤胞に向けた管理
1,500〜3,000点(個数に応じた加算)
– 胚凍結保存
胚凍結保存管理料
・胚凍結保存管理料(導入時):5,000〜13,000点(個数に応じて評価)
・胚凍結保存維持管理料:3,500点(年に1回)
– 胚移植
胚移植術
・新鮮胚移植:7,500点
・凍結・融解胚移植術:12,000点
+アシステッドパッチング:1,000点
+高濃度ヒアルロン酸含有培養液:1,000点
自費診療の費用
体外受精関連費用
(2024年4月現在)
不妊治療助成金制度のお知らせ
高額な治療費が必要となる「体外受精」「顕微授精」を受けたご夫婦は、お住いの自治体で行っている不妊治療支援事業をご利用ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
尚、治療費は胚移植終了時に一括して現金で納入していただきます。 クレジットカードはご利用いただけません。
受精卵凍結保存料は保存が確定した時点となります。
(2024年4月現在)
注射料
採卵をするにあたっての排卵誘発剤注射の種類期間は患者様により異なりますので、 下表は参考としてください。診察は2〜3日ごとです。診察・注射・検査料などはその都度お支払いください。
在宅自己注射 ※診察当日に下記費用をお支払い下さい。
項 目 名 | 金 額 |
---|---|
在宅自己注射針加算 \¥1,430 / 在宅自己注射指導管理料(月1回) ¥7,150 | ¥8,580 |
在宅自己注射導入初期加算(月1回) | ¥6,600 |
ゴナールエフ皮下注ペン300(1本) | ¥13,200 |
ゴナールエフ皮下注ペン900(1本) | ¥35,200 |
体外受精・顕微授精及び胚移植
クレジットカードはご利用いただけません。胚移植当日、一括して現金で納入していただきます。
凍結保存をご希望の場合、採卵日から1週間後の診察の際、お支払いいただきます。
① 採卵、正常受精、培養、胚移植まで完了した場合
体外受精 | ①顕微授精 | ②顕微授精 | |
---|---|---|---|
培養液・器具準備料 | ¥66,000 | ¥66,000 | ¥66,000 |
採卵手数料(麻酔料含む) | ¥66,000 | ¥66,000 | ¥66,000 |
顕微授精料 ①卵9個以下 ②卵10個以上 | ー | ¥60,500 | ¥66,000 |
卵の培養技術料① | ¥154,000 | ¥154,000 | ¥154,000 |
新鮮胚移植料 | ¥77,000 | ¥77,000 | ¥77,000 |
合計 | ¥363,000 | ¥423,500 | ¥429,000 |
② 採卵手術実施、異常受精等の為、胚移植できなかった場合
体外受精 | ①顕微授精 | ②顕微授精 | |
---|---|---|---|
培養液・器具準備料 | ¥66,000 | ¥66,000 | ¥66,000 |
採卵手数料(麻酔料含む) | ¥66,000 | ¥66,000 | ¥66,000 |
顕微授精料 ①卵9個以下 ②卵10個以上 | ー | ¥60,500 | ¥66,000 |
卵の培養技術料② | ¥110,000 | ¥110,000 | ¥110,000 |
合計 | ¥242,000 | ¥302,500 | ¥308,000 |
③ 採卵手術を実施、正常受精したが、新鮮胚移植できなかった場合
体外受精 | ①顕微授精 | ②顕微授精 | |
---|---|---|---|
培養液・器具準備料 | ¥66,000 | ¥66,000 | ¥66,000 |
採卵手数料(麻酔料含む) | ¥66,000 | ¥66,000 | ¥66,000 |
顕微授精料 ①卵9個以下 ②卵10個以上 | ー | ¥60,500 | ¥66,000 |
卵の培養技術料① | ¥154,000 | ¥154,000 | ¥154,000 |
合計 | ¥286,000 | ¥346,500 | ¥352,000 |
④ 採卵手術を実施したが、卵が得られなかった場合
培養液・器具準備料 | ¥66,000 |
採卵手数料(麻酔料含む) | ¥66,000 |
合計 | ¥132,000 |
特殊技術(体外受精の費用に加算されます)
① 採卵した卵を体外培養し、継続培養をしたが凍結できなかった場合
体外受精 | |
---|---|
培養液・器具準備料 | ¥66,000 |
採卵手数料(麻酔料含む) | ¥66,000 |
卵の培養技術料① | ¥154,000 |
胚盤胞培養料 | ¥44,000 |
合計 | ¥330,000 |
※顕微授精の場合は上記金額に顕微授精料が加算されます
② 採卵から胚移植まで体外受精を実施し、余剰胚(胚盤胞)を凍結保存した場合
①凍結保存 | ②凍結保存 | |
---|---|---|
培養液・器具準備料 | ¥66,000 | ¥66,000 |
採卵手数料(麻酔料含む) | ¥66,000 | ¥66,000 |
卵の培養技術料① | ¥154,000 | ¥154,000 |
新鮮胚移植料 | ¥77,000 | ¥77,000 |
胚盤胞培養料 | ¥44,000 | ¥44,000 |
受精卵凍結保存料 ①容器4本まで ②容器5本の場合 | ¥60,500 | ¥66,000 (容器1本当り¥5,500) |
合計 | ¥467,500 | ¥473,000 |
※顕微授精の場合は上記金額に顕微授精料が加算されます
③ 採取した卵を体外受精培養し、胚移植せずに胚盤胞を凍結保存した場合
①凍結保存 | ②凍結保存 | |
---|---|---|
培養液・器具準備料 | ¥66,000 | ¥66,000 |
採卵手数料(麻酔料含む) | ¥66,000 | ¥66,000 |
培卵の培養技術料① | ¥154,000 | ¥154,000 |
胚盤胞培養料 | ¥44,000 | ¥44,000 |
受精卵凍結保存料 ①容器4本まで ②容器5本の場合 | ¥60,500 | ¥66,000 (容器1本当り¥5,500) |
合計 | ¥390,500 | ¥396,000 |
※顕微授精の場合は上記金額に顕微授精料が加算されます
特殊技術料一覧
特殊技術料 | 体外受精 |
---|---|
顕微授精料 | ①卵9個以下 ¥60,500 ②卵10個以上 ¥66,000 |
胚盤胞培養料 | ¥44,000 |
アシステッド ハッチング料 *1 | ¥11,000 |
ヒアルロン酸含有培養液前処置 *1 | ¥11,000 |
*1 前日までの予約制
凍結技術料 | 体外受精 |
---|---|
受精卵凍結保存料(1年間の管理料を含む) | ①容器4本まで ¥60,500 ②容器5本以上1本あたり¥5,500 |
凍結融解胚移植料 | ¥110,000 |
凍結胚管理料(2年目以降より年額) | ①容器3本まで¥38,500 ②容器4本以上1本あたり¥11,000 |
精子凍結保存料(1年間の管理料を含む) | ¥44000 |
凍結精子管理料(2年目以降より年額) | ¥16,500 |
– 採卵手術日の診察時に排卵済みでキャンセルの場合
培養液・器具準備料(キャンセルの場合) | ¥33,000 |
再診料 | ¥1,760 |
超音波検査料 | ¥4,400 |
合計 | ¥39,160 |
不妊治療の助成金を申請される方へ
【申請条件の確認】
助成事業は市町村ごとに実施しており、それぞれの条件を設けております。詳細は、お住まいの市町村(市役所・役場・福祉事務所)へお問い合わせ下さい。
- 対象となる治療内容・治療期間(申請年度)
- 年齢の確認
- 申請に必要な書類
- 記入方法
- 申請できる回数
- 締切日 など
【ご持参いただくもの】
申請書、当院の領収書(再発行不可)
- 原則として医療機関ごとの証明
- 前年度は対象外(市町村により例外あり)
- 領収書を紛失した場合は除く
- 明細書は除く
【発行期間】
1週間ほど
【文書料】
2,200円(税込)/1通
【書類の受付】
平日:9:00~12:00/14:30~17:00(土曜は午前のみ・休診日除く)