不妊症について検査や治療方法、治療に掛かる費用など詳しくご説明します。
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◆顕微受精とは?
精子の数が極端に少ない場合や精子の運動性が悪いなどの「重症男性不妊」や一般精子検査では問題ない場合でも体外受精を行っても受精できない「受精障害」などのカップルは顕微授精が必要となります。
精子と卵とが受精する際、卵側には、「卵丘細胞」、「透明帯(卵の周りを包んでいる殻)」、「卵細胞膜」という3つのバリアーがあり、精子の状態が悪いと精子がこれらのバリアーをうまく貫通できないのです。
このような場合に行う治療法が「顕微授精」です。顕微授精は顕微鏡を用いて、卵子にバイパスを作り、精子が卵子に入りやすいようにする方法です。

★無精子症の場合は、泌尿器科医と連携して治療をおこなっています。
◆方法・手順
- 排卵誘発剤の注射(約10日間毎日)で複数の卵を育てます。
- 採卵は卵胞を超音波でモニターしながら、経腟的に針で吸引採取します。
(静脈麻酔下で実施します、約30分)- 採取した卵胞液の中に含まれる卵を顕微鏡下で確認し培養します。
- 直径6~7ミクロンの極細のガラス管に精子を一個だけ吸引して、採卵した卵の卵細胞質内に直接注入する方法(ICSI:イクシー:卵細胞質内精子注入法)により受精させます。
- その後、受精の状況を確認し2日~3日後に子宮内に胚移植します。
- 胚移植は超音波でモニターしながら、受精卵を細いカテーテルで子宮内に移植します。
- 胚移植後、黄体ホルモン療法を行います。
- 採卵後、約2週間目で妊娠判定を行います。
当院では、以上の過程を通院しながら実施いたします。

